ガクシン2014年10月号
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ガクシンー 13 ー就活・進路インタビュー中の様子制作部でアシストタントディレクターとして、バラエティ番組や特番の制作に携わっています。VTRの作成や、ロケ地の下見に行って収録をスムーズに進める下準備もしています。とにかく元気に明るく楽しく、ということを第一に考えています。そして、言われたことをただこなすだけではなく、自分で考え、理解し、自分の色を付けていけたらと思います。あとは、普段の生活の中でも、仕事に活かせることがないか、常にアンテナを張っています。毎日毎日、面白くて楽しいことのために頑張れることです。食事や外出といった自分のプライベートなことでも仕事につながることが多くあり、そういったところが楽しいです。自分のアイディアが番組の内容に反映されると、とても嬉しいです。会議などでアイディアが煮詰まったときにみんなで色々なネタをだし合って、何か突破口が見つかったときは嬉しいですね。もちろん自分が関わった番組が褒めてもらえたときは嬉しいです。体力的に厳しいときは正直多いです。番組制作では、様々な場面を想定し、いくつものパターンを考えて準備をします。そのため、会議や下準備が長時間に及ぶこともしばしばあります。けれど、それも含めて楽しいです!今までに関わった仕事は全部覚えていますね。その中でも去年の秋に、「ごぶごぶ」で龍谷大学の文化祭にドッキリで潜入するというロケをやりました。ドッキリ企画だったので、バレてしまわないよう、慎重に準備をし、企画も大成功に終わりました。他にも、プロ野球選手のイチローさんに野球場で偶然出会って、番組に出演していただくよう交渉をしたこともありました。超一流のプロフェッショナルと仕事の話ができ、とても感動したことを覚えています。決して格好をつけず、素の自分で面接に臨むことを特に心がけていました。他には、小さい頃からずっと続けている空手のことや、自分ならではのオリジナルの趣味や経験の話を、楽しくわかりやすく伝えるよう意識していました。空手部で常に殴られるという恐怖感と戦っていたので、そこで得た「度胸」や「気合い」は何らかの形で活きていると思います。他にも大学時代の仲間たちを大事にしてほしいですね。大学生活を共にしたからこそ語り合えることがあり、そこからしか得られないものもたくさんあるはずです。責任が生まれるようになったとは思いますが、職業柄か、あまり変わってないようにも思えます(笑)。とにかく面白いネタを求め、企画を考えては試す毎日なので、毎日がコントのようで、働いてる感じがしないほど楽しんでいます。「人に喜んでもらうということ」です。喜んでもらえば、自分にも返ってくると思います。これからも人に喜んでもらうということをベースに仕事に取り組みたいと思っています。そして、関西中をひっくり返すような面白い番組をつくりたいです!「社会人ってどんな仕事をして、どんな生活をしてるんだろう?」大学生の素朴な思いから生まれたこのコーナー。今回は、準キー局として、近畿2000万人の人々に情報を届ける毎日放送(MBS)にて、大人気テレビ気番組「ごぶごぶ」のアシスタントディレクターとして働く、佐藤智洋さんにお話を伺いました!株式会社毎日放送社会人お仕事インタビュー【株式会社毎日放送】創  業:1950年(昭和25年)12月本  社:大阪市北区茶屋町17番1号社員数:640名(平成25年6月現在)事業概要:近畿広域圏を放送対象地域とする特定地上基幹放送事業者である。テレビ放送だけではなく、ラジオ(AM)放送も行う兼営局として、日々情報を発信している。HP:http://www.mbs.jp/入社3年目佐藤さんのスケジュール例出勤退勤資料作成製作会議ロケ下見資料作成VTR作成夕食TV鑑賞起床8:309:00就寝24:0012:00昼食13:0020:00さ とうとも ひろ最後に学生記者と記念撮影放送局毎日がコントのようで、働いている感じがしないほど楽しんでいます。この仕事をしていてよかったと感じる瞬間はどういったときですか?佐藤さんは現在、どのようなお仕事をされているんですか?お仕事をする上で、何か心がけていることがあれば教えてください。これまでのお仕事の中で、最も印象に残っていることは何ですか?逆に苦労や難しさを感じるのはどういったときですか?就職活動中に意識していたことはありましたか?社会人になって最も大きく変わったことは何ですか?ありがとうございました。最後に、佐藤さんにとって働くとは?大学時代の経験で現在も役に立っていることはありますか?この仕事のやりがいを教えて下さい。BOOK※ガクシン設置店です※ 読んだら必ず泣いてしまう本がありますか。 私の涙腺崩壊本は有川浩さんの「ストーリー・セラー」。その名の通り、物語を売る小説家をテーマにしたストーリーを2本読むことができる。 2本とも登場人物は奥さんが小説家、旦那さんはごくごく普通のサラリーマン。物語を紡ぐ小説家の恋愛が読めるのだ。 初めて本作品を読んだのは通学中の電車だった。そして隣に人が座っているのにも関わらず涙を静かに零した。読み終わらなくて、授業の合間の休み時間にも読んだ。まだ学生が残る教室で読んでやっぱりポロポロ泣いた。それ以来、この本を読む時はなるべく誰もいない部屋で読む。 恋愛に触れたい時、ちょっと泣きたい時、優しい気持ちになりたい時。薬の様に心の中の弱いところに効いてくる一冊を、あなたに。My Favorite2010年8月新潮文庫有川 浩 著ストーリー・セラー嵐の後の嵐の後の久々の快晴です。久々の快晴です。天気が良いと天気が良いと自然と気分も自然と気分も良くなりますよね♪良くなりますよね♪嵐の後の久々の快晴です。天気が良いと自然と気分も良くなりますよね♪気ままにカメラ日記

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