ガクシン2015年3・4月号
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ガクシンー 13 ー就活・進路BOOK※ガクシン設置店です※ 今回ご紹介する作品は、辻村深月さんの「ハケンアニメ」。普段、知らない仕事をほんの少しでも垣間見ることができるお仕事小説だ。 アニメ業界で働く個性豊かな登場人物達が、そのシーズンに放送された作品の「覇権(ハケン)」を目指す姿を描いている本作。一章では制作プロデューサーが、二章ではアニメ監督が、三章ではアニメーターが主人公となって物語が進んでいく。まったく違う視点からアニメ業界を見ることができるのだ。 アニメ大好きな私は読む度に「アニメへの愛」に共感し、ページを捲る手を止められなかった。ページを捲る度に主人公達が「この業界が好きだ」と叫んでいるようだった。これほど愛に溢れた小説を私は他に知らない。好きなことをとことん愛して仕事をしている姿を是非その目で見てほしい。My Favorite2014年8月マガジンハウス辻村深月 著ハケンアニメ!ガクシンサークルに入ったきっかけは?質問1ガクシンサークルに入ってよかったことは?質問3今までで一番印象に残ってる取材は?質問2もともと「メディア系の職業に就きたい。なにかしないと!」と考えていたときにガクシンを知り、サークル員が多種多様な取材をしていて魅力的に感じたことがきっかけです!今月号「イケメンを探せ!」(▶14P) の取材で、ほとんど写真など撮ったことのない自分が、なりきりで角度などにも自分なりにこだわってイケメン達を撮影したことです(笑)。ガクシンに入るまで他大学との交流が全くなかったのですが、ここで他大学の友達も増えて仲良くしてもらってることです(特に副編集長の大嶺くん!笑)。ガクシンサークル員インタビューみんなでガクシンに革命を!!インタビュー中の様子広報の仕事を兼務しながら、メインは編成制作部という部署で番組全体の管理や、コーナーの配置、番組表の作成など、プロデューサーとしてトータル的に行っています。やっぱり確認作業ですね。形あるものを作る業界ではないので、口約束も多くなりがちなんです。「言った」「言わない」の問題が起きることもあります。だから、口約束と同じ内容でもメールで送って、後からでも確認出来るようにしています。また、スタッフ、DJ、リスナーといった「人」を相手にする仕事なので、その人たちの気持ちを一番に考えて、皆が上手くいくように段取りを組むよう心がけています。公開収録などのイベントでは、たくさんのお客さんに来てほしい反面、大勢の人が集まるとそれだけ危険も生じます。人が倒れないかとか、ものすごく心配になりますし、ひやっとする場面も多いですね。でも、お客様には楽しんで欲しいので、笑顔で帰っていただけるように、なるべく円滑に進めたいと思っています。そのためにこまめにお声掛けするように気を付けています。もちろんです。京都にいるからこそ分かる情報や、京都ならではの地名や京都弁特有のイントネーションが正しく伝わるように気をつけています。そのおかげか、リスナーはもちろん、地元ゆかりのアーティストの方たちにも愛着を持っていただけているようです。旅行が好きで、長期休暇の度に海外へ出掛けていました。長期休暇が始まると短気のアルバイトをミッチリ入れて、一気にお金を稼ぐんです。そしてそのお金を後半の旅行に充てる、というのを繰り返していましたね(笑)。あと、人と喋るのも好きだったので、色んな国に行って様々な人と話したことは今の仕事にも活かされているのかなと思います。もっと海外に行けばよかったと思います(笑)。社会人になると、まとまった休みを取ることが本当に難しいんです。特に、この業界の場合、放送が毎日行われているからなおのことです。そう考えると、学生時代は、たくさん時間があったので、もっと行けたと思います。自分がエフエム京都の看板を背負っているということを意識するようになりましたね。学生時代は、とてもルーズな性格で、待ち合わせに遅れてもそれ程気にしませんでした(笑)。けれど、社会人になると自分の言動が「エフエム京都の人がやっていること」として、捉えられることが多くなります。だから仕事とプライベートのオンとオフの区別を大事にしています。ラジオの魅力は聴き手の想像力次第で、どこにでも行けることだと思います。テレビのように視覚的な情報がないので、海外の話を聴けば海外に行った気分になるし、宇宙の話を聴けば宇宙にも行ける。しかも、それらの想像世界は一つとして同じものがないんです!そういった、自由に想像できる余地があることがラジオの一番の魅力だと思います。働くのは大変だけれど、働くからこそ出会えた人やものがたくさんあります。人生何が起こるか分からないし、何が正解か分からない。だからこそ、目の前に来たものをやり遂げることが私にとっての「働く」ことだと思います。「社会人ってどんな仕事をして、どんな生活をしてるんだろう?」大学生の素朴な思いから生まれたこのコーナー。今回は、京都はもちろん、阪神地区・滋賀・奈良にまで電波に乗せて「心地よさ」を届けるてくれる株式会社エフエム京都にお勤めの福田ちづるさんにお話を伺いました!株式会社エフエム京都社会人お仕事インタビュー【株式会社エフエム京都】創  業:1990年(平成2年)7月本  社:京都市下京区水銀屋町620番地    COCON KARASUMA 8F社員数:15名(平成26年12月現在)事業概要:日本国内のラジオ局としては珍しいラジオネットワークに参加しない独立局として、「心地よさ」をリスナーに届けるべく今日もオンエアー中HP:http://fm-kyoto.jp/入社13年目福田さんのスケジュール例出社昼食メールチェック番組制作会議退勤帰宅資料作成各部署への連絡夕食映画鑑賞起床7:309:30就寝26:0015:0014:00制作会社と打合せ21:3018:0022:30ふく た最後に学生記者と記念撮影FMラジオ局ラジオは人と人とをつなげる媒体音の持つ可能性の広さを活かした番組を作りたい逆に苦労や難しさを感じたことはありますか?福田さんは現在、どのようなお仕事をされているんですか?お仕事をする上で、何か心がけていることがあれば教えてください。他局と比べて、地元京都に特化した内容が多いように感じるのですが、そういったことは意識されていますか?大学時代の経験で役に立っていることはありますか?逆に、大学生のうちにやっておけばよかったと思うことはありますか?社会人になって最も大きく変わったことは何ですか?ありがとうございました。最後に、福田さんにとって働くとは?テレビなど映像が普及している中で、感じるラジオの魅力は何ですか?京都市左京区大原寂光院前(大原バス停下車徒歩13分)●駐車場あり ●10名様以上は送迎いたします郵便振替口座:01040-4-36367(有)大原山荘TEL.075-744-2227国道367号線ファミリーマート● 大原●工房●寂光院乙が森●大原山荘大原山荘 検 索ゼミやサークルの合宿に!あります!学割学割プランプラン学割プラン無料送迎あります※詳細は要問合3~9名様名様          1010~2424名様 名様           253~9名様     10~24名様      258,100円           7,560円          7,236円(1泊2食付・税込) ●入湯税150円別途 ●土曜・祝前日は各540円増し ●シングルルーム9,720円/ツインルーム8,640円岩風呂夕食は京赤地鶏と旬の地野菜たっぷりの味噌鍋▶檜風呂【設備】黒板/白板/ビデオ/DVDプレーヤープロジェクター/スクリーン/無線LAN完備会議室2時間サービス!人数が多いほどお得★  自慢の温泉でゆっくり♪毎年大人気!ミーティングにどうぞプラス1,620円で「ぼたん鍋」に変更できます

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